忍者ブログ
人にとって作物とは?植物の存在とは?めぐり合わせで果樹栽培を営むことになった信州のとある農業者が思うこと
2024.04 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
[4]  [5]  [6]  [7]  [8]  [9]  [10]  [11]  [12]  [13]  [14
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

101208.jpg雪がすぐそばの山の上まで迫って来た。

寒くて躊躇することもあるけれど、やっぱり畑に出れば出たでキンとした空気が気持ちいい。

冬支度の作業も進んで来た。
残りはアスパラと恒例のくん炭焼きかな。





PR
前回記事の網から外してやったヒヨドリは、翌朝にはもういなくなっていた。ちゃんと飛べたかどうかはわからないが、せつない姿を見ないで済んだことにほっとする。

すべての収穫が終わった今、冬支度の作業が続く。(昨年の作業記事はこちら

101106_1047~01.jpg
▲ネクタリンの若木。撮影が11月初旬なのでまだ緑が濃い。

101202_1107~02.jpg
▲りんご「つがる」新わい化の若木。ペンキを塗った後に藁を巻く。本日撮影)


しゃがみ込んで(時にはべたっと座り込んで)の作業は、樹の主軸(主幹)に身体を寄せることになる。人工授粉も摘果も収穫も、主幹よりは結果枝に意識が向く作業である。この冬支度でようやく主幹や主枝に触れ、ごくろうさんとねぎらう。

好きな作業の一つである。

秘密でもないし、もちろん兵器でもないが
共立チッパーなるものを親戚と共同購入した。

この機械は、藁(わら)や細めの剪定枝などを粉砕してチップ化するためのもの。冬の剪定で出た細めの枝は通常消し炭にしているが、秋期剪定で出た枝はいつも畑の外に持ち出した後に焚いていた。これがあれば畑でそのままチップにしてしまえるし、畑に有機質も投入できるというシロモノだ。


チッパー外観
01.jpg


長さを1mくらいにした枝を投入(バリバリバリ...)
ちなみに直径4cm程度の枝まで粉砕可能!
02.jpg


細かく粉砕された枝が排出される(ガリガリガリッ...)けっこう音がでかい
(シャッタースピードが遅くて飛び出すチップは写らず)
03.jpg


チップ化した枝
大きさは4段階に調節可能で、写真は一番細かくしたもの
04.jpg


運び出して焚く手間は省けるが、枝をこなして拾う手間は変わらない。それでも、ただ焚いてしまうよりは何かと良いだろうと思いつつ、それなりに粉砕の作業に時間がかかったので気分はちょっと微妙である。

とりあえずイヤープラグ(耳栓)は買っておいた。

お米の脱穀を終え(自家用のモミは縁側で更に乾燥させる)
1011a.jpg


サンふじの葉摘み(第1回目)も終えた。
1011b.jpg


仕事はちゃんとしているが

夜長の季節はなんだか少しフヌケになる。

台風9号が近付いているようだ。
予想進路図によると長野県もかなり危ない感じ。

これからスコウプルーンの収穫が本格化するというのに。

毎度のことながら

やだなぁ、台風は...

映画
ブログ内検索
管理人(ハナイ)
長野県須坂市に住む。夫と共に果樹の世話をして収穫して出荷・販売することが仕事。栽培品目はもも・プルーン・りんご・ぶどう・アスパラガス。趣味はMac、写真、庭に訪れるレア度の低い野鳥の観察、CSで撮りためた日本映画を夫と観ること。仕事以外はわりとインドアである。
コメント
[10/01 KINTA]
[09/15 FURUICHI]
[08/16 下栗のマリマリ]
[08/16 下栗のマリマリ]
[07/01 FURUICHI]
↑メモのマークは管理者からの返信付きの意
バーコード
広告
メールフォーム
Powered by Ninja Blog Photo by MIZUTAMA Template by CHELLCY / 忍者ブログ / [PR]