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人にとって作物とは?植物の存在とは?めぐり合わせで果樹栽培を営むことになった信州のとある農業者が思うこと
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薪ストーブを焚いたのは何十日ぶりだろうか。

近頃は天候が変わりやすく、午前中は春、午後は冬、といった具合である。今日は急に冷たい雨が降ってすっかり身体が冷えてしまった。寒さで桃の開花が進まないのは良いが、寒さで摘蕾作業がはかどらないのも困る。

3月が暖かかったせいで今年のアスパラは序盤から急激に最盛期となった。例年ならば今の時期からガンガン発送するのだが、今年のお届けはもう残りわずかである。こんなペースは初めてなので調子が狂ってしまう。というか、疲れた。未読の新聞がテーブル上に積まれ、部屋の掃除もろくにできず、買い物にも行けない日々が続く。やっぱりねぇ、果樹とアスパラの組み合わせは厳しいね。アスパラ、いつまで栽培を続けられるだろう...

最近、このブログも更新の頻度がかなり落ちているが、それは忙しいせいではない。ブログ運営側で記事の編集方法がほんの少し変わっただけなのだが、これが意外と面倒なのである。そんなわけで、試しにTumblrを使ってみることにした。これまでのブログ同様の使い方ができる上に、スクラップ的な機能が特徴のTumblr。使い方にも慣れつつあり、今ひとつテーマ(テンプレート)が好みではないが、ま、それはおいおい変えようかと思う。

飽きたらまたこのブログに戻るかもしれません。
それまではこちら↓をどうぞ。

ぼくらが畑に出る理由@Tumblr








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書きそびれていたが、少し前からアスパラの萌芽が始まり、今朝は軽く2度目の収穫をした。できれば今週中にご案内を送りたいところ...


最近、ギャレス・マローン氏への熱が復活。

去年、ドキュメンタリー番組で彼を知った時には、すでにそこそこ日本では知られた人だったのだと思う。その後も彼の好印象と番組の余韻がずっと残っていて、シリーズの再放送も何度かあったのに残念ながら見逃していた。が、先日ようやく再放送をチェックできたのだ。

彼の情熱と、言葉と、行動と、人と接する時の姿勢。
番組を通しての彼しか知らないが、そのすべてに”覚悟”みたいなものが見えて、素敵なのである。人の手法は様々で、私が彼のようになる必要もないし、また、そんな可能性があるとも思えないのだけれど、あこがれの存在はこの先も私の中で影響し、価値あるものになって行くのだろう。

言葉に傷つくこともあれば、逆に救われるのも人の言葉だったりする。
ここ数日でそう思えたことがいくつかあった。

そんな時、素直に幸せだなと思うのだ。




このタイトルも何度目か。
春めくとついつい使いたくなってしまうなぁ。

まだスギ花粉アレルギは出ていないが、生暖かい風と霞がかった景色とで、なんとなく物憂い気分になる。で、自分の思うことと、人に受け取られることってなかなか一致しないもんだなぁ...なんて、さらに悶々とする43歳の春である。

ま、それはそれとして...

暖かくなって来たので、ナガノパープルの芽キズ入れをした。
↓こんな風に。



ナガノパープルの栽培2年目にして、なぜか初の芽キズ入れ。
なぜかって?それは...単に知らなかったから(笑)
”芽キズ”と聞いて、「芽に傷つけちゃって大丈夫なんだろうか...」と思ったくらいドシロートだったのである。

芽キズの狙いと効果は後日書くことにする。




昨日の雪でまた白い景色が戻ってきた。

地面に雪があるだけで空気がひんやりするものだが、今日みたいに北風が強いと気温は零度そこそこなのに体感温度がだんぜん低く感じられる。おかげで今日は剪定がまったくと言っていいほどはかどらなかった。防寒対策には気を配っているつもりだが、ちょっと手袋だけが頼りないみたいだ。モコモコの手袋だと手先が動かしづらくて枝を誘引する際の紐が結べないから、わりと薄手ので頑張ってみたものの、もう限界。

昨日のあの雪の中、長野市の展覧会が終わり作品の搬出を済ませた益子町の古川さんと安彦さん(茂木町)がわが家に立ち寄ってくれた。雪見でおやきをつまみつつ2時間半。益子の話はもちろん、3人ともMacユーザなだけにそんな話題でちょいと盛り上がってしまった(笑)。お会いできて嬉しかったなぁ。

農閑期も農繁期も、人と交わることで充実度がぐっと増すような気がする。しょっちゅうは会えないけど、それだけに会えた時がすごく嬉しいと思える人が、各地にいるということは有り難いことだ。

さむさむさむ...、とストーブを温めつつ、しみじみ思うのだった。



如月・灯りのあそび展」で購入した川村忠晴さんのあかり
またひとつ家の中での楽しみが増えた。




まだまだ冷え込みは厳しいが、時おり暖かい陽気が訪れるようになった。オリオン座の南中もいつの間にか早まっていて、少しずつ春に近づいているんだと感じられる。

普段は畑の往復が多い農家にとっても、この2月は何かと用事が多い。年度を締めくくる総会やら講習会やら遅めの新年会やらがほとんどだが、私的に人と会う機会が多くなるのもこの2月である。雪が多く寒さも厳しい1月は果樹農家が一番のんびりできる月だった。ただ、そんな天候なだけに行動もインドアになりがちで、時間はたっぷりあるにもかかわらず人に会いたくなる気持ちが乏しい。

急に暖かくなるのも困りものだが、やっぱり暖かい日は身体の動きが良い。最近は一年ぶりに会った佐久のまりちゃんと温泉に行ったり、展覧会の展示に訪れた益子のこのみさんと長野市で会ったり(どちらも寒い日だったけど)。

近いうちにあの人を家に呼んで飲もうとか、あの人と外でお茶しようとか、そんなことを考える。初冬の人恋しさとはまたどこか違った、交わりを持ちたくなる2月である。



温泉旅館の部屋の窓から。(こんな景色もそろそろ見納め...)






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管理人(ハナイ)
長野県須坂市に住む。夫と共に果樹の世話をして収穫して出荷・販売することが仕事。栽培品目はもも・プルーン・りんご・ぶどう・アスパラガス。趣味はMac、写真、庭に訪れるレア度の低い野鳥の観察、CSで撮りためた日本映画を夫と観ること。仕事以外はわりとインドアである。
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