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人にとって作物とは?植物の存在とは?めぐり合わせで果樹栽培を営むことになった信州のとある農業者が思うこと
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冬支度恒例、若木のペンキ塗りは終わり
藁(わら)巻き作業が続いています。

さて、このペンキ塗りというのは凍害対策です。
日中に暖められた木部が夜の冷たい空気にさらされた時
凍害の危険が高まります。
そこで、木部自体の温度上昇と急激な温度変化を避けるため
光を反射させる白い塗料を塗ります。
(農業用として売られてはいるけれど中身は普通の水性ペンキ?)

当園では3年目くらいまでの若木や、プルーンの木に行います。
これは藁巻きも同様で、どちらも木の低い部分に施します。


▼ぺたぺたぺた...
(下の方で幹がぽこっと膨らんでいるのは、台木との継ぎ目だからです)



でも、このあと藁を巻くんだから必要ないんじゃない?
というご意見はごもっとも。
正確に言えば、このペンキ塗りが本当に必要な時期は
藁を巻く前藁を外した後だと思うのです。
ですが、藁を外す春先は何かと慌ただしく、ついつい塗らずに
済ましてしまった...なんてこともあるので
今年は(直前ですが)前もって塗ることにしたのです。
結局、間に合わなくて塗れなかった畑もあるけれど。

今年は120本くらい塗りましたかね。

画廊勤務時代もよく壁にペンキ塗りをしたもんだなぁ
などと思い出しながら...



▼上の写真もこれもりんごの若木
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管理人(ハナイ)
長野県須坂市に住む。夫と共に果樹の世話をして収穫して出荷・販売することが仕事。栽培品目はもも・プルーン・りんご・ぶどう・アスパラガス。趣味はMac、写真、庭に訪れるレア度の低い野鳥の観察、CSで撮りためた日本映画を夫と観ること。仕事以外はわりとインドアである。
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