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人にとって作物とは?植物の存在とは?めぐり合わせで果樹栽培を営むことになった信州のとある農業者が思うこと
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雪が舞って北風も強くて寒〜い日は家の中でしっぽり...
というわけにもいかなくなるのが、アスパラの季節。

ちらほらと目立ち始めた草を退治しに出かけたが、
雪降りなのにお日さまもサンサンと照るような今日は
ハウス内の温度も「夏」さながら。
1トンネル分だけ除草して、退散。

ハウスから一歩出れば当然「冬」なわけで、風邪をひかないように
元の厚着の服装になってから外へ出ることを忘れてはいけない。

ついでにマスクも忘れずに。

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暖かい日から一転、今日は北風が強く雪も舞った。
やっぱり2月はこれ。この寒さですよ。

今日は初の動画です。
あまり画質は良くありません。音は消してあります。

梯子(三脚)どかせば?
梯子(三脚)どかせば?
by norari
枝こなしがまだ残っているけれど
父がプルーンの剪定を始めたので、昨年と同じように
剪定見習いの私も一緒に作業をさせてもらうことにする。

切る枝に悩んだ時は、作業途中の父にあーだこーだと聞き
その都度ご指導を受ける。



父の剪定は基本に忠実で、スッとした主枝の形が気持ちいい。
だからといって形にこだわるだけの剪定をしないところが、又いい。

まずは父のコピーができるようになること。
その後でわたし流を展開すれば良い。
2月に入ると「整枝・剪定」に関する講習などの行事が多い。

今日も市内で行われた(とある会が企画した)講習へと出かけた。
今回のが普通の講習と違う点は、まず、講師が一人ではないこと。
しかもその方たちは講師ではなく「実技者」と呼ばれる。

実技者(今回は5名)が各自、同じ園地で一斉にまるまる1本の
りんごの木を剪定し、その作業の様子をずっと見学できるのである。
もちろん、途中で疑問に思ったことは話しかけても良いし、
すべての実技者の作業をあっちこっちと移動して見比べて良いという
言ってみれば、「剪定ショー」(笑)

2年ぶり開催の今日もまた、県内からたくさんの見学者が訪れていた。

0209.jpg

おなじみの実技者Fさんの周りは人だかり。
皆、この人だけがお目当てなのではないだろうかと思うほど
有名人の華麗(?)な実技はいつも一番人気である。

普段、人が剪定し終わった木を見ることはあるが
作業を最初から最後まで見られる機会は滅多にない。
それだけに毎回、熱心に足を運びたくなるわけだけれど、
私は企画自体が単純に面白いとも思う。

前回見学した時よりも楽しいと感じられた分
剪定に対して私も少しは解釈が深まったのかな、と思った。
今の作業は枝こなしと枝拾いです。

本来なら雪があって畑に出るのを躊躇する時期ですが
今年は地面がぬかるんでいる程度なので、畑には多くの「こなし人」が
いらっしゃいます。たいていはおばあさんですが...

さて、枝こなしとは【こなし】の意味にもあるように
剪定で落とした枝をハサミで細かく切ることです。

束ねて畑から持ち出しやすくしたり、燃やしやすいようにするためです。
我が家では毎年、この枝で消し炭と呼ぶ炭を作ります。
消し炭についてはまた後日触れることにします。

0128a.jpg

枝こなし初日はネクタリンの畑。200坪です。
見えにくいですが剪定で落とした枝が散乱しております。

0128b.jpg

柄の長いハサミを使い、長さ50〜80センチ程度に切ります。

太さに応じノコギリも使います。
やや太めの枝は薪ストーブやお風呂の焚きつけ用に、
もっと太い枝は薪用に、と分けていきます。

0128c.jpg

一通りこなし終えたら、枝を拾って束ねやすい量にまとめていきます。
これがけっこう腰にキます。

0128d.jpg

終えたのが午後5時近く。
一人だと丸一日かかる作業です。(早い方です)
今日から400坪の畑にとりかかっていますが、見た瞬間めまいが...
でもこれも炭のため!!(ちがうか)

束ねるのはまた後日まとめて行います。

明日からはiPodとともに頑張ろう。
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管理人(ハナイ)
長野県須坂市に住む。夫と共に果樹の世話をして収穫して出荷・販売することが仕事。栽培品目はもも・プルーン・りんご・ぶどう・アスパラガス。趣味はMac、写真、庭に訪れるレア度の低い野鳥の観察、CSで撮りためた日本映画を夫と観ること。仕事以外はわりとインドアである。
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