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人にとって作物とは?植物の存在とは?めぐり合わせで果樹栽培を営むことになった信州のとある農業者が思うこと
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いつも、気がつくと草が挟まっています。


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りんご「ふじ」の受粉作業に突入するも、天候に振り回されています。
日が射したかと思えば雨がぱらついたり、強い風が吹きつけたり。
午後から始めた作業は、30分も経たないうちに終了・・・。

明日もどうやら雨模様。
プルーン同様、今年は受粉が思うようにできません。
まったくもって農業はお天気商売です。

さて、アスパラですが
前回の記事を書いた途端、あまり出なくなりました。
少々気温が下がったというのもあるのでしょうが、どうもアスパラたちに
こちらの気持ちを見透かされたような気がしてなりません。
この仕事をしていると、時々こういう「気」を感じることがあります。

これもアレロパシーの一種だったりして。

植物は天候に従順で、こちらの意思ではどうにもならないことが多いけど
時に、察してくれているように思えてしまう。

申し訳なくもあり、なんとも愛おしい。
雨が降ってきた。
内部は快適。
外でチャリが濡れている。

先日、恒例の消し炭(けしずみ)作りがありました。

消し炭とは、剪定で出た細めの枝をよく燃やし、途中で水をかけ
火を消して作られる炭のこと。(いつかのくん炭と作り方はほぼ同じ)
我が家の場合は、母屋の堀コタツの「燃料」として作っていますが
最近はそういう家も少なくなっており、この消し炭を土壌改良材として
畑に播いたり、または、ただ燃やして処理することも多いようです。

090224_1637~01.jpg

田にぼんぼんと投げ込まれた枝はこの↑何倍もありましたが
焚いてしまえばそこそこの炭の山が二つ。

090312_0805~01.jpg


090312_0806~01_0001.jpg

内側で赤々と燃える炭。
2メートル以上は近付けないほど。あちっ!
空気と触れる外側だけはよく燃えて灰になってしまいます。

090312_0813~02_0001.jpg

頃合いを見て水をかける。ものすごい蒸気が出ます。

090312_0808~01.jpg

消し炭はこんな感じ。

カラカラに乾くまで田でしばらく放置します。
今朝は土砂降りだったから、回収はだいぶ先かも。

この作業と薪割りが終わると、いよいよ春という気がするのです。
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管理人(ハナイ)
長野県須坂市に住む。夫と共に果樹の世話をして収穫して出荷・販売することが仕事。栽培品目はもも・プルーン・りんご・ぶどう・アスパラガス。趣味はMac、写真、庭に訪れるレア度の低い野鳥の観察、CSで撮りためた日本映画を夫と観ること。仕事以外はわりとインドアである。
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