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人にとって作物とは?植物の存在とは?めぐり合わせで果樹栽培を営むことになった信州のとある農業者が思うこと
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0110.jpg今日は町内のどんど焼き。

それぞれの組に分かれて行うので、わりとこじんまり。これが須坂のやり方なのかと思っていたが、本格的にやぐらを組んだものはこんな風になるらしい。連なっただるまが迫力。

書き初めを燃やして、お神酒を戴いて、お飾りさん(鏡餅)を焼いて(食べて)。歳神さま、また来年までごきげんよう。

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年始は久しぶりに自宅でのんびりと迎えた。

2日は初硯(はつすずり)とかいって書き初めの日だが、初も何も筆を持つなんてこの時しかないような暮らしになったしまったなぁと思う。

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私の書き初め

ドラマ「SPEC」の当麻ばりに思いつくがままに次々と書いてみたが、不慣れな筆の動きがどうにも固い。よって字も固い。気持ちだけでもやわらかく行きたいものだ。








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身体つきに似るのか、やや線が細くタッチが軽い。
ふたりとも橅(ブナ)という字を書いているが、あまり意味はない。









来年はもっとやわらかく、ひらがなを書いてみたいな。

真冬らしく、やっと平地にも雪が降った。

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『空の下で、樹のことばを、聴くように見、見るように聴く。』
そう書いたのは長田弘という”詩の人”。

そんな風になれればいいなと思いつつ、樹を見上げることが好きだ。冬になって葉を落としたら、樹は骨格がよく見える。その骨格がわずかな逆光で黒く線のように見える、夕暮れ時が特にいい。

庭のヤマボウシも今年は無事に葉っぱを落とせた。まだこの場所に馴染めないのか、花芽がいっぱいついたね。

いつかキミのことばを聴ける日が来るのだろうか。


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今日は何回目かの結婚記念日。
だからというわけではないが、朝は今シーズン初めての薪をストーブで焚いた。やわらかくじんわりくる温かさは使い出すともう止められなくなる。

11月も半ば。例年ならばサンふじの収穫も落ち着いてくる頃だが、今年はこれからが本番。春先の影響が結局最後のくだものにも続いているのであった。サンふじをお待ちの皆さん、発送はもうすぐです。しばしお待ち下さい。

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▲煙はほとんど写らず

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管理人(ハナイ)
長野県須坂市に住む。夫と共に果樹の世話をして収穫して出荷・販売することが仕事。栽培品目はもも・プルーン・りんご・ぶどう・アスパラガス。趣味はMac、写真、庭に訪れるレア度の低い野鳥の観察、CSで撮りためた日本映画を夫と観ること。仕事以外はわりとインドアである。
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