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人にとって作物とは?植物の存在とは?めぐり合わせで果樹栽培を営むことになった信州のとある農業者が思うこと
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サンタスがようやく、どうにか、
いや、どうにかどころか一気に熟してきてたくさん穫れました!(汗
こうなると予想はしていたのですが...

計27かご。収穫は二人で3時間半もかかってしまった。

その後、直販分の荷造りを一所懸命やっていたら
出荷分が終えられなかったので、明朝、荷造りすることに。
だってネ、町は今日明日とお祭りなんです。
夜、お囃子が聞こえる中で黙々と荷造りなんて...耐えられない。

でも明日は4時起き...
荷造りして出荷して収穫。

これぞ収穫期だのん!!!(三河弁)


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ネクタリン(左)とプルーン(右)の実をお持ち帰り。
知らないうちにポケットの中に入ってしまっていたもの。

午前がサンタス、午後がメイグランドの摘果作業でした。
どちらも大きいもので親指大ほどに成長してきました。


0523.jpg
菜の花、ウド、タラノメ、こごみ、たけのこ...
日本の春の味覚はたまらんです。

さて、スコウプルーンの受粉作業2回目。
晴れたり曇ったりで、昨日よりも一層不向きな天候になりましたが
受精条件として「完璧だ!!」と思った年でも、案外着果量は
それほどでもなかったことがあるので、今年の量も花のみぞ知る。

虫媒も風媒もあるし、結局、果樹農家がやれることなんて
こんな程度なのですね。


では、動画です。受粉手順その1
「トレジディ」の花を毛バタキでもぞもぞと触り、花粉をくっつけます。

毛バタキ01
毛バタキ01
by norari


受粉手順その2
すぐさま、花粉をつけたい「スコウプルーン」の花へもぞもぞ。
花をさするように、または軽く叩くようにつけていきます。
注)早送りはしておりません。
動作が速いのは、受粉が「時間勝負」のせいもあります...

毛バタキ02
毛バタキ02
by norari


以上。いかがです?(笑)

今日は4人で作業したので早く終えることができました。
次は「くらしま早生」と「サンタス」。
スコウプルーンの開花が進んできたところで
恒例の受粉作業1回目。

受粉作業は日中の暖かい時間帯にしかできません。
あいにく今日は気温も低めで風も強い。
こんな日は花の受精能力もやや低いとみられるが、
園地によっては満開に近い木もある。
果樹農家は、まず実を成らせなければ始まりません。

いかに実を成らせるか。

受粉作業は周りから見るとのどかな光景として写るようですが
収穫の量や出来はここで左右されるので、かなり一所懸命(笑)
その光景はまた明日にでもアップ予定です。
 

書斎コーナの横長窓から見える自家用の桃「たまき」。
桃の花を愛でられるのもあとわずか。

0415.jpg
町内ではプラムの花が満開です。(当園にはありませんが)
自家用の桃も5分咲きくらいになりました。

当園で一番先に咲くプルーン「ドレジディ」は1〜2分咲き程度。
ぼちぼち受粉の準備をしなくてはいけないなぁと思いつつ
受粉はもう片方の品種も咲かなくては意味がないわけで。
「スコウプルーン」の開花は間に合うのだろうか?
少々不安です。

0412.jpg
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管理人(ハナイ)
長野県須坂市に住む。夫と共に果樹の世話をして収穫して出荷・販売することが仕事。栽培品目はもも・プルーン・りんご・ぶどう・アスパラガス。趣味はMac、写真、庭に訪れるレア度の低い野鳥の観察、CSで撮りためた日本映画を夫と観ること。仕事以外はわりとインドアである。
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