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人にとって作物とは?植物の存在とは?めぐり合わせで果樹栽培を営むことになった信州のとある農業者が思うこと
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寒空の下、JA青年部の有志を中心に「剪定情報交換会」が行われた。

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わが家の園地が使用されたこともあり私も(見るだけ)参加した。寒かった(笑)。今日の北風は自分で剪定しててもかなり寒さを感じただろうが、見てるだけの時の寒さってハンパない...

聞くところによると午後のりんごの部の参加者はそこそこ多かったらしい。まぁ、このあたりのももは河川敷が多いし参加者が限定されがちなのはわかるけれど。ちょっと淋しい気もしたが重要なのは人数ではない。

人の剪定を間近で見ることは面白くもあり参考にもなる。ただ、各々が持つ整枝剪定の目的と理由を述べるだけじゃ面白くないんじゃないか?と今日初めての情報交換会を終えた彼らは思ったようだ。意見をぶつけ合うだけじゃなくて人のまねもしてみようよ、と。そのへんがいつかの剪定ショーとは違うところ。

たしかに、就農してある程度経てばやり方も考え方も自分なりに筋を通しているように思いがち。経験から自分なりの答えを導き出しつつあるような気もしてくる。自分はコレだ!と思ったことを貫くのもいいが、複雑系の世界はそんなに甘いもんじゃない。だったら、今自分が正しいと思っていること以外の方法も試せばもっと理解が深まるんじゃないか。などと彼らが思ったかどうかは定かではないが。

農家は一年に一度しか何かを試すことができない。

そう。だから人数なんて問題じゃない。要は少しでも気持ちを持った人が集まること。最近の彼ら青年部の活動を見ているとそう感じる。なんでもかんでも要はそこに気持ちがあるか愛があるかどうかだよ。なんてな。いや、マジメにそう思う。

熱い気持ちが大切だ。特に寒い日は。
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管理人(ハナイ)
長野県須坂市に住む。夫と共に果樹の世話をして収穫して出荷・販売することが仕事。栽培品目はもも・プルーン・りんご・ぶどう・アスパラガス。趣味はMac、写真、庭に訪れるレア度の低い野鳥の観察、CSで撮りためた日本映画を夫と観ること。仕事以外はわりとインドアである。
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