人にとって作物とは?植物の存在とは?めぐり合わせで果樹栽培を営むことになった信州のとある農業者が思うこと
今朝、庭に面したロールスクリーンを上げると、霜が降りていた。草も野菜もうっすらと粉をふったように白く縁取られていて、思わず見とれた。
昨日も、やけに冷たい風が吹くと思ったら東も西も高い山はてっぺんが白くなっていた。今日も白いままだ。3000m近い場所ではついに冬が訪れたらしい。
今年の秋はいつまでも暖かく、シナノゴールドの収穫もまだまだ中盤といったところで、冬を感じるには早いような気がしていた。それでも、いつの間にか灯油ストーブを使っているし、冷たい風が入る北側の窓を開けることもほとんど無くなった。着々と次の季節が近づいているのだなと、どこかほっとした気分になる。
たしかシナノゴールドの収穫の終わり頃になれば、朝はキンキンに冷えたりんごが畑にいる。その頃にはきっと薪ストーブを使う日々になっているのだろう。そして、寒さに何度もあたったサンふじが真っ赤に色付いているといい...んだけど...(今年は着色の遅れが心配である)
農家は初冬になっても心配事が尽きないが、手で、目で、鼻で、季節を直に実感できることは幸せである。
昨日も、やけに冷たい風が吹くと思ったら東も西も高い山はてっぺんが白くなっていた。今日も白いままだ。3000m近い場所ではついに冬が訪れたらしい。
今年の秋はいつまでも暖かく、シナノゴールドの収穫もまだまだ中盤といったところで、冬を感じるには早いような気がしていた。それでも、いつの間にか灯油ストーブを使っているし、冷たい風が入る北側の窓を開けることもほとんど無くなった。着々と次の季節が近づいているのだなと、どこかほっとした気分になる。
たしかシナノゴールドの収穫の終わり頃になれば、朝はキンキンに冷えたりんごが畑にいる。その頃にはきっと薪ストーブを使う日々になっているのだろう。そして、寒さに何度もあたったサンふじが真っ赤に色付いているといい...んだけど...(今年は着色の遅れが心配である)
農家は初冬になっても心配事が尽きないが、手で、目で、鼻で、季節を直に実感できることは幸せである。
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管理人(ハナイ)
長野県須坂市に住む。夫と共に果樹の世話をして収穫して出荷・販売することが仕事。栽培品目はもも・プルーン・りんご・ぶどう・アスパラガス。趣味はMac、写真、庭に訪れるレア度の低い野鳥の観察、CSで撮りためた日本映画を夫と観ること。仕事以外はわりとインドアである。
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