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人にとって作物とは?植物の存在とは?めぐり合わせで果樹栽培を営むことになった信州のとある農業者が思うこと
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できるだけの対策はしてあるのだから、あとは腹をくくるしかない。と、思っていながらも気が気ではない春の嵐。

ハウスを持つ身に、年に二度三度は降りかかる緊張の日。幸運にもまた難を免れた。ハウスのアーチとビニールにはよくがんばった!とねぎらってやりたい。(カーブに沿ってさすってやることしか思いつかないが...)引き続き、収穫と発送ができることに感謝である。

お届けを終えた方々からお礼のメールが届く。ありがたい。ご案内した皆さんはご存知だが、今年は昨夏の天候の影響もあり、畑の一部で収穫を中止している。この収穫しない状態が今年だけで済むことなのか、もう復活は絶望的なのか...それはまったく読めない。すべては、昨年の養分蓄積量がどの程度かにかかっている。

被覆をしていない一番左側のアーチ


アスパラには本当に申し訳ないが、こんな状況もあって、私たちのモチベーションはかなり低くなっていた。もうアスパラやめようか、なんて思いが何度もよぎった。でも、食べてくれた方の「おいしかった!」という声はいつ聞いても嬉しくて、だったら来年はもっと喜んでもらいたい!という気にさせてくれる。農家を一番やる気にさせるのは、市場でも卸でも小売りの人でもなくて、やっぱり食べてくれる人から直接聞く”声”や”気持ち”なのだ。私たちは消費者に育ててもらっている。

片や、消費者に農家を育てているという自覚はあるのだろうか。ただ安易に価格の安い方へ安い方へと流れてやしないだろうか。おカネでモノを買う時、そのモノが生まれる過程とか背景にお金を払っているという感覚になれる人がどれだけいるだろうか。”食べる”という一時の行為に、それ以上の価値を見出せる人はどれくらいいるだろうか。

育て、育てられ。
そんなサイクルがうまく行けばいいのにね。


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管理人(ハナイ)
長野県須坂市に住む。夫と共に果樹の世話をして収穫して出荷・販売することが仕事。栽培品目はもも・プルーン・りんご・ぶどう・アスパラガス。趣味はMac、写真、庭に訪れるレア度の低い野鳥の観察、CSで撮りためた日本映画を夫と観ること。仕事以外はわりとインドアである。
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