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人にとって作物とは?植物の存在とは?めぐり合わせで果樹栽培を営むことになった信州のとある農業者が思うこと
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今朝は畑もハウスも粉砂糖をふったように白くなり、近くの山は真っ白だった。昼間も雪が舞い、まだまだ薪ストーブ頼みの日が続く。

去年
といいその前の年といい、やっぱりこの頃に雪が降るんだなぁ。5年経ってようやく認識。冬好きとしては雪も名残惜しかったりするが、低温はアスパラの生育を直撃する。一時の暖かい日と比べると収穫量は半減。日中の陽射しがあればハウスの中は暖かくなるんだけども...。注文の受付が落ち着いたあとはガンガン発送するのみ!という...そんな時なんだが。今はぼちぼち発送中。(気長に待って下さるお客さま、ありがとうございます)

当園の顧客の中には私たちの友人も多いけれど、とりわけ珍しい客と言えば、それがまぁなんと言うか「とても友だち想い」の友だちで。彼は私たちが就農した頃から購入してくれている。りんご、フルーツパック、そしてアスパラ。たくさん注文してくれる。...が、それらはすべて彼の友人宛のギフトであって、当人はまだ一度も当園の作物を食べたことがない。注文をもらう→ギフトを贈る、その繰り返しである。

彼はアメリカに住んでいる。彼以外の家族が帰国した際にウチの果物を食べたことはあったようだが、彼だけは未だにない。(一度だけちょうどこの時期に遊びに来てボケかけたりんごを食べたことがあったっけ)買うばかりで食べていないという状況はこちらも心苦しくあるのだが「友だちが美味しいものを食べられればそれで良し」と言う。ほんまに友だち想いやなぁと言うと調子にのるから3年に一回くらいしか言わないけれど。近ごろ新聞の一面をにぎわせた某大企業Gにいて、たぶんプログラマの間ではかなりの有名人だろうが、それが何?という雰囲気で全く偉そうにしない。そもそもGに入ったことすら私に言わない。(知ってるけどね)ま、そんなひょうひょうとしたところが彼らしくていい。

雪の日にぼんやりと気づく。想われている(応援されている)のは私も同じだってことに。彼とその家族と一緒に旬のものを食べられる日はいつになるのだろう。ほのかに、待ち遠しい。
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管理人(ハナイ)
長野県須坂市に住む。夫と共に果樹の世話をして収穫して出荷・販売することが仕事。栽培品目はもも・プルーン・りんご・ぶどう・アスパラガス。趣味はMac、写真、庭に訪れるレア度の低い野鳥の観察、CSで撮りためた日本映画を夫と観ること。仕事以外はわりとインドアである。
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