人にとって作物とは?植物の存在とは?めぐり合わせで果樹栽培を営むことになった信州のとある農業者が思うこと
案内状が早々と届いた方からぽつぽつと反応があり
直販3年目といえども毎年嬉しくなる。
中にはリーフレット表紙の写真とコピーについてのご意見もあった。
リーフレット作成時、妙に真っ当な雰囲気が照れくさかったのは何故か?
あのコピー自体、真っ当すぎる。
いや、真っ当というより少々古くさい。
でもあの言葉はですね、地味ですが常々思っていることなんですよ。
どこそこの何が美味しいだの、お取り寄せだの、まぁその前にとりあえずは旬のものを新鮮なうちに食べませんか?と。
意外に思い入れのあったコピーなんですが(笑)
それが日本の原風景的な写真をバックにして、妙にハマってしまいましたね。
ひねりのなさを良しとしていたコピーが居所を見つけてしまった感じ...
まぁ私たちは高級フルーツショップではないし、私の趣味で稚拙ながらチラシもリーフレットもウェブページも作るが、デザイン事務所でもないのでいつもいつもおしゃれな印刷物を作れるわけじゃないし、そうある必要もないと思っている。
私たちは、たんなる農業従事者である。
基本的に作ることが仕事であって、売ることではない。
まずはよい作物が作れるようになること。
真っ当でありたい。
百姓として、真っ当で。
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管理人(ハナイ)
長野県須坂市に住む。夫と共に果樹の世話をして収穫して出荷・販売することが仕事。栽培品目はもも・プルーン・りんご・ぶどう・アスパラガス。趣味はMac、写真、庭に訪れるレア度の低い野鳥の観察、CSで撮りためた日本映画を夫と観ること。仕事以外はわりとインドアである。
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