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人にとって作物とは?植物の存在とは?めぐり合わせで果樹栽培を営むことになった信州のとある農業者が思うこと
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じわりじわりと剪定は進んでいる。

枝こなしも枝拾いもすっかり終えたよその畑を見るたびに気は焦るけれど、剪定が一人前にできるようになるまでは仕方がない。今は少しでも技術コツパターンを身に付けるしかないのだ。そう思って畑に向かう日々。作業は孤独だが、時間があっという間に過ぎる。大変だけれど、楽しい。

ただ、どうしても苦手な品種というものがあって、その樹の前では相変わらず悩む時間が多い。悩むのはたいてい「今年はたくさん実を付けそうだな」という枝を切ろうか切るまいか、そういう場合だ。ようするに「もったいない→いや、ここにこの枝はありえない→でももったいない→ありえない切りたい」...が頭の中でぐるぐる廻る。

私ってこんなに優柔不断だったのかと思うほどだが、結局、決断するための「自分なりの判断」をまだ持てていないということだ。

だから、今年はなるべく自分が考えるままに思い切ってやって、失敗しようと思う。(本当に大失敗に終わった場合は樹にも家族にも申し訳ないが...。)判断材料をひとつずつ手に入れるには、やはりそれしかないのだ。樹に教わるしかないのだ。

思い切りが良過ぎて、夫に叱られるかもしれないけど...


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管理人(ハナイ)
長野県須坂市に住む。夫と共に果樹の世話をして収穫して出荷・販売することが仕事。栽培品目はもも・プルーン・りんご・ぶどう・アスパラガス。趣味はMac、写真、庭に訪れるレア度の低い野鳥の観察、CSで撮りためた日本映画を夫と観ること。仕事以外はわりとインドアである。
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