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人にとって作物とは?植物の存在とは?めぐり合わせで果樹栽培を営むことになった信州のとある農業者が思うこと
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4月になったが朝は氷点下から抜けきれない。
そのせいかここ数日アスパラの生育の進みが良くない。
地温はまだ春を迎えていないのか。

寒さに会った作物は甘みを増す。

110401b.jpg

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110318.jpgアスパラの収穫が始まった。
量的にはまだ少ないがいよいよ収穫期の到来である。

地震から10日経っても被災地の苦しみと原発の困難は続いている。こんな中で例年のようにアスパラのご案内をしてよいものかどうか、迷った。でも、地震発生の数日後には「いや、こんな時こそ案内しよう」と心に決めていた。

地震が起きてから数日。知人はどうしてるだろう?地震の被害はどうなんだろうと気にかけていた時、益子に住むKさんから携帯の留守電にメッセージが入っていた。『こっちは皆元気です。そっちはどお?』と彼女のいつもの明るい声を聞いた途端、なんだが無性に嬉しくて嬉しくて、ふさいでいた気分が一気に晴れた。これまで通り農家はきっちりと作物を育てて提供すること、それこそがやるべきことなんだと。案内することを決めた瞬間だった。

その後、彼女と電話で話した時も『普段どおりやってよ』と言われた。また、宇都宮で家屋に被害が出たNさんはアスパラの注文を下さった際に『無事な人間が経済を回していくことが日本再生につながると思う』と一言が添えてあった。さいたま市のYさんは『是非、元気になる食べ物を絶えることなく提供して下さい』と。何の不便もなく暮らす私たちが逆に励まされているかのようだと思った。

毎年注文を下さる方でも今はそんな気分ではないのかもしれないし、それも当然だと思う。だからこそ、こんな混乱の中でも「食べたい」と思って下さる方々に、精一杯報いたい。今の日本には不安材料が多いけれど、家族や友人との食事で一瞬でも喜びを感じられるような、そういうものを送りたい。これまで以上に強く思う。
110305.jpgぱらぱらとであるがアスパラの萌芽が始まった。今年も出て来てくれて嬉しいが、この量ではまだまだ安心できない。

ハウスの中は春というより初夏(カメラのレンズもすぐに曇ってしまう)。このまま晴れが続けば萌芽も揃うと思ったが、明日からまたしばらく雪の予報。収穫はもう少し先かな...

アスパラの案内状は数日中に投函予定です!!


0201.jpgハウスのビニール被覆1日目。

誰も踏み入っていなかった畑にはまだ結構な雪があって、ザクザクと行ったり来たりするうちに汗をかいた。午後は風が強めの予報だったので、一番長いハウス2棟だけを被覆し終了。

ビニールの被覆時外す時というのは妙に気が張る。風のないうちに何とか早くビニールを掛けてしまおう(外してしまおう)と、気持ちがそこ一点に集中するから。よって、終わると脱力。被覆は単なる準備の第一段階にすぎないのだが、まずは外側の被覆が終わると一安心。

明日また続きを行う。


0126.jpgくん炭焼き。フィニッシュ。

この日のために畑で雪かきしたのは無駄ではなかった...(手にマメできた)。夕方にはまた雪になった。終わって良かった。

くん炭は何に使うの?と、また質問があったので書きますが、私たちはアスパラの畝(うね)に播くために焼いています。雑草防止土壌改良(+α)の効果を狙っております。去年、いつもより厚めに敷いたところ草取りの回数は減りました。天候にもよると思いますが。

使い方はこんな感じ
くん炭の簡単な説明はこちら

ぼちぼち頭の中がアスパラになってきた。

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管理人(ハナイ)
長野県須坂市に住む。夫と共に果樹の世話をして収穫して出荷・販売することが仕事。栽培品目はもも・プルーン・りんご・ぶどう・アスパラガス。趣味はMac、写真、庭に訪れるレア度の低い野鳥の観察、CSで撮りためた日本映画を夫と観ること。仕事以外はわりとインドアである。
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