キミと出会ったのは5年前。
益子という場所に住む少し前だった。
あの頃もちょうどこんな暑い日が続いていたのを憶えている。
キミとならどこまでも行ける様な気がしていたよ。
いつか、一緒に遠出をした時はつらかったね。
でもキミは文句も言わず、ボクの下手な歌を聴いてくれたり
重い荷物を持ってくれたりしたね。
すべてがいい思い出だ。
もっともっといろんな場所へ行ってみたかった。
もっと見せたい景色がたくさんあった。
でも、もう、キミはいない。
ボクらの縁はどうやらここまでだったみたいだけど
またキミが良い人に出会えますように。
さよなら。
そして、ありがとう。
ボクのジムニー。
そして、ハローNew MARCH。(後日紹介)
ネクタリンの収穫が始まった。明日の朝でもう3度目の収穫。
自家用の桃も穫れはじめた。
早生のプルーン「アーリーリバー」(出荷のみ)も収穫間近。
核果類の成育が進んでいてアスパラの収穫とバッティング。
(早生の果樹の耕作量は要検討)
きゅうりもなすもトマトもいっぱい穫れる。
最近の台所は野菜とくだもので溢れている。
食べきれない。
ついでに洗濯物もたまっている。
こんな感じが9月初旬まで続く。
雨が降っては晴れて。
降っては晴れて。
おかげでこの地域の桃は例年より2日進んでいる模様。
「2日」というとたいした事なさそうですが
農家にとってこの2日はとても大きい。
しかし、いよいよ仕事が間に合わなくなってきているような...
「この作業さえ終われば」「これさえやってしまえば」
そう言い聞かせつつも日々は瞬く間に過ぎていくよう。
今度の日曜日は待ちに待った農休み。
農家が大手を振って休める日。
でも、どうやら、休めそうにない...?
嗚呼。
案内状が早々と届いた方からぽつぽつと反応があり
直販3年目といえども毎年嬉しくなる。
中にはリーフレット表紙の写真とコピーについてのご意見もあった。
リーフレット作成時、妙に真っ当な雰囲気が照れくさかったのは何故か?
あのコピー自体、真っ当すぎる。
いや、真っ当というより少々古くさい。
でもあの言葉はですね、地味ですが常々思っていることなんですよ。
どこそこの何が美味しいだの、お取り寄せだの、まぁその前にとりあえずは旬のものを新鮮なうちに食べませんか?と。
意外に思い入れのあったコピーなんですが(笑)
それが日本の原風景的な写真をバックにして、妙にハマってしまいましたね。
ひねりのなさを良しとしていたコピーが居所を見つけてしまった感じ...
まぁ私たちは高級フルーツショップではないし、私の趣味で稚拙ながらチラシもリーフレットもウェブページも作るが、デザイン事務所でもないのでいつもいつもおしゃれな印刷物を作れるわけじゃないし、そうある必要もないと思っている。
私たちは、たんなる農業従事者である。
基本的に作ることが仕事であって、売ることではない。
まずはよい作物が作れるようになること。
真っ当でありたい。
百姓として、真っ当で。
強弱の雨が途切れることなく降っていた。
梅雨入り宣言があって以来、初めてと思われる梅雨。
土の乾きも建物の熱もおさまって良い日になった。(休めたし...)
昨夜からフルーツパック&アラカルトの案内状作りに没頭。
Macが一日中唸っていた。
今年はチラシ以外にも我家の栽培作物一覧となるリーフレットを作成。
その表紙に使う予定の画像。(バックは飯綱山)
コピーを入れたら妙に真っ当な雰囲気になってしまった。
このまま使うか変更があるのか。
明日にならないと決められそうにない。
明日は桃の袋掛け、ラストスパート。