プルーン「サンタス」の仕上げ摘果が終了。
本当はもっと早くに仕上げたいけれど、順繰りで作業をして行くといつもこの時期なってしまう。
ほんのりと色づいたサンタス。
こんな暑い日は摘果しつつ食べたくて食べたくて。でもどうしようもなく。
どうかこのまま順調に育ってほしいと願うばかり。
ここ数日は早朝にアスパラの収穫、午前はアスパラの荷造り
午後にりんご(サンふじ)の摘果という日々。
果樹でなくても収穫があれば気忙しいです。
アスパラは春の作物というのが一般的な認識なのかもれしませんが
夏も若茎が出て来るので収穫します。
7月。
中旬〜下旬にはいよいよ果樹の収穫。
また今年も一息付くヒマなくなだれ込みそうな予感。
写真下部に写っているのは摘果したサンふじ。ぐんぐんと成育中。
案内状が早々と届いた方からぽつぽつと反応があり
直販3年目といえども毎年嬉しくなる。
中にはリーフレット表紙の写真とコピーについてのご意見もあった。
リーフレット作成時、妙に真っ当な雰囲気が照れくさかったのは何故か?
あのコピー自体、真っ当すぎる。
いや、真っ当というより少々古くさい。
でもあの言葉はですね、地味ですが常々思っていることなんですよ。
どこそこの何が美味しいだの、お取り寄せだの、まぁその前にとりあえずは旬のものを新鮮なうちに食べませんか?と。
意外に思い入れのあったコピーなんですが(笑)
それが日本の原風景的な写真をバックにして、妙にハマってしまいましたね。
ひねりのなさを良しとしていたコピーが居所を見つけてしまった感じ...
まぁ私たちは高級フルーツショップではないし、私の趣味で稚拙ながらチラシもリーフレットもウェブページも作るが、デザイン事務所でもないのでいつもいつもおしゃれな印刷物を作れるわけじゃないし、そうある必要もないと思っている。
私たちは、たんなる農業従事者である。
基本的に作ることが仕事であって、売ることではない。
まずはよい作物が作れるようになること。
真っ当でありたい。
百姓として、真っ当で。
フルーツパック案内状の発送が終わり、よーっし次はりんごの仕上げ摘果だーと意気込んでいたら両親が担当する巨峰の作業に借り出された。
発送直後に書きたいことではないが...今年の巨峰もやや難ありの傾向。
実が止まらない。(正常に実が成らないということ)
2年前の凍害の影響が予想以上に大きい。困った。
贈答用の申し込みはお断りすることになるかもしれません。
▲この時期の正常果はこんな感じ。
フルーツパック&アラカルトの案内状をプリントアウト中...
もっと早くに発送したいと思うが、作物の状況を見ながら内容を練るので、毎年ぎりぎりになってしまいます。
この時期になると「今年もあるの?」とか「まだ??」というアオリ(笑)があって嬉しい限り。
明日、発送します。