人にとって作物とは?植物の存在とは?めぐり合わせで果樹栽培を営むことになった信州のとある農業者が思うこと
地上部がカリカリに枯れたアスパラを刈り取り。
いつもならもっと寒い中での作業なのだが今年は嫌な感じに暖かい。
果樹の花が咲いてしまわないだろうか。
いつもならもっと寒い中での作業なのだが今年は嫌な感じに暖かい。
果樹の花が咲いてしまわないだろうか。
前回記事の網から外してやったヒヨドリは、翌朝にはもういなくなっていた。ちゃんと飛べたかどうかはわからないが、せつない姿を見ないで済んだことにほっとする。
すべての収穫が終わった今、冬支度の作業が続く。(昨年の作業記事はこちら)
▲ネクタリンの若木。撮影が11月初旬なのでまだ緑が濃い。
▲りんご「つがる」新わい化の若木。ペンキを塗った後に藁を巻く。(本日撮影)
しゃがみ込んで(時にはべたっと座り込んで)の作業は、樹の主軸(主幹)に身体を寄せることになる。人工授粉も摘果も収穫も、主幹よりは結果枝に意識が向く作業である。この冬支度でようやく主幹や主枝に触れ、ごくろうさんとねぎらう。
好きな作業の一つである。
すべての収穫が終わった今、冬支度の作業が続く。(昨年の作業記事はこちら)
▲ネクタリンの若木。撮影が11月初旬なのでまだ緑が濃い。
▲りんご「つがる」新わい化の若木。ペンキを塗った後に藁を巻く。(本日撮影)
しゃがみ込んで(時にはべたっと座り込んで)の作業は、樹の主軸(主幹)に身体を寄せることになる。人工授粉も摘果も収穫も、主幹よりは結果枝に意識が向く作業である。この冬支度でようやく主幹や主枝に触れ、ごくろうさんとねぎらう。
好きな作業の一つである。
サンふじの発送を終え、収穫もあと1回を残すのみとなった。今シーズン最後の収穫である。核果類の収穫は振り返る余裕もないが、りんごは最後だけあって、どうもこう、しみじみとしてしまうな。
瞬く間に過ぎ去った収穫期。今年もいろいろあった。今年は特にいろいろあった!!霜害・長梅雨・猛暑...。だが、今年のすべてを振り返るにはまだ早い。
このあたりは山のように獣の害こそないが、鳥の害は多い。今年はりんごがやたらと鳥サンにつつかれてしまう。それを防ぐためにりんごの樹に網をかけたりCDをぶら下げたりするのだが、今日もりんご畑に様子を見に行ったら「あぁ...引っかかってる...網に...ヒヨドリが...」
ざっと見回っただけで5羽も引っかかっていたので、もしかしたら10羽ぐらいいるのか。たいていは見つけた時にはすでに暴れた疲労で死んでしまっている。ただ、今日は1羽だけ生きていて(これがまたやっかいではあるが)まわりの網をはさみで切り取り外してやった。外してやっても飛べず、樹の根元にうずくまったままだった。相当もがいた後だったのだろうか、ふぅふぅと息が上がっている様子。何とか回復して飛んで行ってくれたなら良いが...
毎年のことではあるが今年の多さは異常。理由はわからないが、あたりのりんごも残り少なくなって、鳥たちも生きるのに必死で網をも恐れず畑に入ってくる。普段、畑の虫を食べてもらったりしているのにこういう時だけ網で防いでしまって、ごめん。
明日、埋葬しよう。
「お譲り下さい」継続中
瞬く間に過ぎ去った収穫期。今年もいろいろあった。今年は特にいろいろあった!!霜害・長梅雨・猛暑...。だが、今年のすべてを振り返るにはまだ早い。
このあたりは山のように獣の害こそないが、鳥の害は多い。今年はりんごがやたらと鳥サンにつつかれてしまう。それを防ぐためにりんごの樹に網をかけたりCDをぶら下げたりするのだが、今日もりんご畑に様子を見に行ったら「あぁ...引っかかってる...網に...ヒヨドリが...」
ざっと見回っただけで5羽も引っかかっていたので、もしかしたら10羽ぐらいいるのか。たいていは見つけた時にはすでに暴れた疲労で死んでしまっている。ただ、今日は1羽だけ生きていて(これがまたやっかいではあるが)まわりの網をはさみで切り取り外してやった。外してやっても飛べず、樹の根元にうずくまったままだった。相当もがいた後だったのだろうか、ふぅふぅと息が上がっている様子。何とか回復して飛んで行ってくれたなら良いが...
毎年のことではあるが今年の多さは異常。理由はわからないが、あたりのりんごも残り少なくなって、鳥たちも生きるのに必死で網をも恐れず畑に入ってくる。普段、畑の虫を食べてもらったりしているのにこういう時だけ網で防いでしまって、ごめん。
明日、埋葬しよう。
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管理人(ハナイ)
長野県須坂市に住む。夫と共に果樹の世話をして収穫して出荷・販売することが仕事。栽培品目はもも・プルーン・りんご・ぶどう・アスパラガス。趣味はMac、写真、庭に訪れるレア度の低い野鳥の観察、CSで撮りためた日本映画を夫と観ること。仕事以外はわりとインドアである。
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[10/01 KINTA]
[09/15 FURUICHI]
[08/16 下栗のマリマリ]
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[07/01 FURUICHI]
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