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人にとって作物とは?植物の存在とは?めぐり合わせで果樹栽培を営むことになった信州のとある農業者が思うこと
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巨峰の収穫がほぼ終わり、作業はサンふじの葉摘みへと移っています。

081003_141001.jpg

サンふじもここまで色付いてきました。
今は軽く葉摘みをしておいて、後ほど玉回しを行います。

基本的に果実は陽に当たらなければ色づきません。 実の周りにあって日影を作っている葉を手で摘むのが「葉摘み」。さらにそっと(少しだけ)玉を回転させることにより、まんべんなく陽を当てる作業が「玉回し」です。どちらも着色を促す作業ですが、やりすぎると糖度のノリが悪くなり、玉は回しすぎると落果します(ドスン)。高地と低地とでも着色の進行に差があり、このあたりは低地なので色づきは良くない方です。

一方、シナノゴールドは熟すのも間近!!
この品種は、葉摘みや玉回しといった着色のための作業を一切を行いません。味重視のぶん、じっくり、じっくりと待ちます。
ちなみに、サンふじ「葉取らず」をご注文いただいた方の分も、葉摘みをせず、じっくり、じっくり育てております。ご安心ください。

081003_140801_0001.jpg

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管理人(ハナイ)
長野県須坂市に住む。夫と共に果樹の世話をして収穫して出荷・販売することが仕事。栽培品目はもも・プルーン・りんご・ぶどう・アスパラガス。趣味はMac、写真、庭に訪れるレア度の低い野鳥の観察、CSで撮りためた日本映画を夫と観ること。仕事以外はわりとインドアである。
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