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人にとって作物とは?植物の存在とは?めぐり合わせで果樹栽培を営むことになった信州のとある農業者が思うこと
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シナノゴールドの収穫を始めているが、色付きや酸抜けが思ったより進まず。
徐々に発送しておりますので気長にお待ち下さいませ。

さて、少し前のこと。溜まりに溜まった疲れを癒しに(笑)野尻湖のホテル エルボスコで一泊。温泉もいいけれど、ぼ〜っとするにはホテルがいい。以前、湖から見たこのホテルにいつか行ってみたいと思っていて、今回それが叶ったのである。

111013.jpg

湖畔の林というか森というか、そういう場所に建つホテルだけあって部屋からの眺めは良い。建物も面白いし、ホテルで働く人たちの笑顔もよい。でも(またしても)食事は期待ほどではなかったのである。まぁ、いつかの料理よりは全然マシだったのだが...

食事のサービス一つ一つが妙に型にはまった印象で面白味がない。料理よりも食器の存在感が勝っていた。なんとか個性を出そうとしているんだろうが、扱いづらい食器はちょっとね...。だいいち、すっかり涼しい(野尻湖は寒いくらいの)この季節に、クラッシュアイスに載せた地物の生野菜が前菜として運ばれてきた段階でテンションが下がる。朝食は朝食でまったく「手間」を感じず...こういうのが垣間見えてしまうのって本当に損だ。旬の素材うんぬん言うならば、まず地元の客をうならせるような料理をお願いしたい、というのはわがままか。

あとでこのホテルの運営会社の存在を知って、なるほどと思う。『旬を楽しむ瞬間』だの『読書するためのホテル』だの、まずイメージありき。上っ面のイメージ。ハードにソフトがついて行っていない。よくあること。

ただ、部屋のロッキングチェアーも大きな窓もすごく好きだ。ラウンジの雰囲気もいい。車で30分そこそこで行ける距離にあるのも嬉しい。私もいい大人になったんだから近場に常宿が欲しいなぁとずっと思っていて、それにはうってつけのホテルなのである。だからこのホテルの今後に実はものすごく期待している。『田舎だけれどオリジナルに洗練された隠れ家的なホテル」。そんなのが好みなんだが(笑)この先、変化があるのかどうか。

帰りは信濃美術館で菱田春草展を見たかったがあいにくの休館日(長野は水曜休みが多い)。なので、岩合光昭のねこ写真展をながの東急百貨店にて。思わず図録も買ってしまった。

あの時見えたのはこの湖だった。(予約したからね)
なんだかんだでよい休息となったことは間違いない。


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管理人(ハナイ)
長野県須坂市に住む。夫と共に果樹の世話をして収穫して出荷・販売することが仕事。栽培品目はもも・プルーン・りんご・ぶどう・アスパラガス。趣味はMac、写真、庭に訪れるレア度の低い野鳥の観察、CSで撮りためた日本映画を夫と観ること。仕事以外はわりとインドアである。
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