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人にとって作物とは?植物の存在とは?めぐり合わせで果樹栽培を営むことになった信州のとある農業者が思うこと
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3.11の地震の前日、とある新聞に東浩紀の著書に関する本人へのインタビュー記事が載った。この記事に気がついたのは最近のことなのだが、そこに書かれた次の言葉が印象的だった。

『グーグルやユーチューブによって知識が万人に開かれた世界において、教養とは知識ではなく”見方”です』

このところの放射能汚染について、ネット上にもさまざまな意見や情報が存在しているが、これらを自分なりに取捨選択できている人はどれだけいるのだろうか。

どれが本当のことなのか。なにが真実で、なにが嘘なのか。

でも、”本当のこと”って何? ”真実”って?

安全とか危険とか大丈夫とか大丈夫じゃないとか、最終的にはその基準は自分の中にしかない。人の数だけ真実があるし、世の中のすべては不確かなものじゃないのかな。

避難区域に指定されながらも、その地に留まっている人たちがいる。住んでいた土地を離れて避難所に住むほかがない暮らしよりも、それよりも大切な理由があって今の生活を選択している(選択せざるを得なかった)。「家畜の面倒をみるから」「ここでしか働き口がないから」「家族一緒にいたいから」「町を離れたくないから」...

そんな人たちの前に「真実は何か?」が問題なのではない。たぶん、覚悟があるだけだ。「今は中国産の方が安全」と、今まで敬遠していた産地の作物に走る人より、覚悟を持っている人の、その気持ちの方に私は寄り添いたい。

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管理人(ハナイ)
長野県須坂市に住む。夫と共に果樹の世話をして収穫して出荷・販売することが仕事。栽培品目はもも・プルーン・りんご・ぶどう・アスパラガス。趣味はMac、写真、庭に訪れるレア度の低い野鳥の観察、CSで撮りためた日本映画を夫と観ること。仕事以外はわりとインドアである。
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