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人にとって作物とは?植物の存在とは?めぐり合わせで果樹栽培を営むことになった信州のとある農業者が思うこと
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ドタバタと収穫の後半戦を終えたシナノゴールド。間髪入れずにサンふじの収穫を始めた。...が、予想通りあまり今年は色付きが良くない。収穫はぼちぼち進める予定。(近々発送連絡致します)

周辺の畑を見ると本年のサンふじは小玉傾向にあるようだが、なぜか私たち二人が管理した畑は大玉傾向。で、今年からまずまずの出来となった新わい化のサンふじで記録更新!!720gって...育ち過ぎだろ。赤ちゃんの頭くらいある...(さすがに両手で収穫)





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昨日から鼻がむずむず。そろそろスギ花粉が舞っているのだろう。

作業はりんごの樹の皮削り。
力を入れすぎないように古くなった皮を削る。

私とほぼ同じ年齢の樹の株元はとても立派だ。





サンふじ2回目の収穫が終了。これにて直販分の発送を終える。温暖化の影響からか今年は良品が少ないため、注文分ギリギリの量だった。なんだかあっという間だ。

この赤いりんごともお別れなんだな、と思うとなんだか淋しい。

闘牛じゃないけれど、なんだかこう、りんごの赤にはムラムラとしてくるのだ。特に収穫初日などには心なしか気分が高揚する。次から次へと真っ赤な実を(中には真っ赤じゃないものもあるが)カゴへ入れながらも周囲の赤に目移りするほど、やや興奮状態で収穫をしていると言っていい。

二人で収穫する場合、実際に樹から実を穫る作業は私が担当することが多いので、運搬や選果を担当する夫にはこの感覚がいまひとつわからないようなのだが、きっとあの赤には動物的本能が働くのだろう。

これまでは「りんご=赤い」というイメージがあり過ぎてシナノゴールドのような黄色いりんごの地位がなかなか上がらないと思っていたが、きっと理由はそれだけではないのだ。もし黄色いりんごが広く受け入れられるようになってその味が好まれたとしても、赤い実には敵わないのだろう。真っ赤なイチゴとかトマトとか。赤い色には「おいしそう」と思わせる効果があるのかもしれない。

ただ、赤にもいろいろある。黄味を帯びた赤か、青味のある赤か。それによってサンふじの味も違うのでご用心を...



農事録が掲載されました。→第11回農事録長野県のおいしい食べ方

今回はりんごの話をメインにしたが、同号の記事にりんごがらみが多くなかなかタイムリー?な農事録になった。農事録もあと1回を残すのみ。最後はどうしても気合いが入りそうだが、言葉のシロートが気合いを入れたところであまり良いことはなさそうなので、これまで通り気持ちだけは込めたいと思う。



シナノゴールドの収穫がすべて終了。

まだ穫ってたの?って言われそうだけど...(^_^;

今年は広範囲にわたり着色が遅れた。成熟したものから順次発送することで直販分は無事間に合ったが、それ以降はなかなか着色が進まず、幾日も収穫を見合わせた。組合の荷受け最終日まで粘りに粘ってこの4日間はとことん収穫したのだった。

収穫する右腕はすでに何度も湿布薬の世話になっている。来週あたまからはサンふじ(直販分)の収穫を始めようと思うが、この腕、保つかどうか不安だ...(笑)収穫は「ひねり」の動作が多くて、けっこう酷使するのだ。

とりあえず、あの美味いりんごともお別れ。
また来年会えますように。



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管理人(ハナイ)
長野県須坂市に住む。夫と共に果樹の世話をして収穫して出荷・販売することが仕事。栽培品目はもも・プルーン・りんご・ぶどう・アスパラガス。趣味はMac、写真、庭に訪れるレア度の低い野鳥の観察、CSで撮りためた日本映画を夫と観ること。仕事以外はわりとインドアである。
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