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人にとって作物とは?植物の存在とは?めぐり合わせで果樹栽培を営むことになった信州のとある農業者が思うこと
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ふき味噌を作った。

炊きたてご飯にのせれば何杯でもいけそう。
こてらんねぇ(笑)

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ふきったま。(ふきのとう)

地温は春。


今日は朝から強い北風が吹いていた。
家事もそこそこに、強風対策の用意をしてハウスへと向かった。

予想どおり北側の妻面のビニールが弓なりに凹んで
いたたまれない光景がそこにあった。
たぶん放っておいても重しの土袋が動かされるほどではない。
が、一時の「大丈夫だろう」が恐怖体験への誘いになることを
私たちは収穫一年目に学んでいる。
早速、処置に取りかかった。

処置には風の当たる北側のビニールを開けなければならない。
焦りと緊張と寒さで、一人ではとても切ない作業だったが
無事1時間半ほどで終了。

(余裕がなく写真はナシ)


午後は町内の「カルタ会」へ出席。
70〜90歳代(!)のおばあちゃんたちとともに百人一首をば。
おばあちゃん方と話すと何だかのんきな気分になれる。
こんな時間もたまには良いもの。



相変わらず達筆の札。
読めない...
アスパラの準備が続きます。

今日は私たちが「カーテン」と呼んでいる、
ハウス内側のもう一枚のビニールを取り付けました。
そして、あのもみ殻くん炭を畝(うね)に散布しました。

0204a.jpg


0204b.jpg

ダンポールという小トンネル用の骨組みも設置。

ここまでの作業を終えたら、近々、畝に灌水をします。
その後はおよそ20日間、萌芽まではハウスを閉め切り
内部を蒸し風呂のようにして地温の上昇を待ちます。

今日は身体中が土埃まみれ。
おまけにくん炭の埃で鼻の中まで真っ黒になった、良き日でした。
朝、地面の霜柱が融けないうちにまた1棟ビニールを掛けた。
(土がぬかるむとビニールが汚れてしまうから)

外側だけだが、これで5棟のうち4棟掛け終え少しホッとした。

20090202b.jpg

アーチの上にビニールを掛けたら(奥行のあるハウスは大変)、
腰のビニールが張ってあるレールに、同じように上から
専用のスプリングを使い固定してゆく。
その後、マイカ線という丈夫なテープ状のひもを使い
アーチ間のビニールを押さえつけるように両側の地面の杭に縛り付ける。

20090202c.jpg

妻面側のビニールに土袋を置く。
昨日はここまで終えたら日が暮れました。

残る1棟は今年初収穫となる株のハウス。
株が若いうちは萌芽が早まるため、少し日をおいてから被覆します。

さぁて、ついに
おちおち外出できなくなる日々が到来...

強風、突風。
今年もどうか、どうか、来ませんように...!!
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管理人(ハナイ)
長野県須坂市に住む。夫と共に果樹の世話をして収穫して出荷・販売することが仕事。栽培品目はもも・プルーン・りんご・ぶどう・アスパラガス。趣味はMac、写真、庭に訪れるレア度の低い野鳥の観察、CSで撮りためた日本映画を夫と観ること。仕事以外はわりとインドアである。
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