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人にとって作物とは?植物の存在とは?めぐり合わせで果樹栽培を営むことになった信州のとある農業者が思うこと
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「太陽に虹がかかっているよ」
昨日、ももの摘果中に友人からメールが入る。見上げると太陽を中心に二重のスペクトル。(下の環はちと見づらいが)露出はアンダー気味に。ケータイにて撮影。

こういうのも虹と呼ぶのだろうか。よくわからないが。昨夜の金星と月のコンビネーションも良かった。昨日はいいもん見たなぁ。デジイチ欲しいなぁ。

0516.jpg

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この2,3日、北風が強く気温があまり上がらない。西も東も高い山のてっぺんは雪でうっすら白くなった。作業は桃の摘果なのだが集中力も寒さで途切れがち。この時期の寒さってキツイなぁ。

もも「白鳳」の現在はこんな感じ
0513a.jpg


5月だというのに服装が真冬並にモコモコ
0513b.jpg
4月の終わり、町内のカルタ仲間の一人であるおばあちゃんが他界した。3月の今年最後のカルタ会でお話ししたのが最後だった。近年は耳が遠くて身体も不自由なことがあったようだけれどカルタの憶えは誰よりも抜群だったTさん。来年は坊主めくりをやろうとか、もっと歌も歌おうね(私が知らない古い歌を皆で歌う会でもある)って話したところだったのに、もうそれは叶わない。

もう会えないんだ。そう思って泣いた。可愛がってくれた人がいなくなる度に、これからもこんな思いをするのだろう。けれど、この哀しさは私がこの町でやるべきことを教えてくれているような気もする。おばあちゃんたちとカルタを囲む時のほっこりした気分。Tさんが歌う時の少女のような微笑み、桃色の頬。それだけは忘れたくないと思った。
春になれば植物も動物も動き出すのが世の常。仕事の用事も多くなるし、遠方からの来客も増える。今年は客のような客でないような親類が続けて来訪し(まぁ楽しかったけれど)アスパラで寒い時から動き始めていた私たちにとっては、春が長々と続いているようで不思議な気分にもなる。

0508b.jpgそんな中、一昨日はぐりっぷさんが設計された住宅の見学会に出かけた。それこそ客のような客でない私たちで申し訳なかったが、純粋に見学者として楽しませていただいた。気持ちも身体も畑から離れない日が続いていたので、久しぶりにお二人にお会いできたことと、たった30分程度の道中が新緑のおかげでドライブ気分になり、良い気分転換になった。・・・あの日言い忘れていましたが、わが家のヤマボウシ(2号)は元気です


かかりきりだったアスパラもそろそろ立茎が終わる。

午後は良いお湿り(雨)のおかげでホコリっぽさと暑さから解放。食べる・寝る以外のインドアって久しぶりな感じだ。

合間を見て続けていたアスパラのネット張りの作業が午前中で終了。すでに高く伸びている茎を折らないよう気を遣いながらの設置。これ以上多くの茎が伸びていたら困難だったろうな。今日出来て良かったヨ。

0507a.jpg

ネットは倒伏防止用。
ハウス通路の両側に等間隔で支柱(鉄パイプ)を立て、その支柱とアーチとでネットを固定する。

ハウスを被覆していたビニールは一旦外し、そのかわり丈の短いビニールを被覆。春アスパラ終了後はいつも自然条件下の露地栽培となっていたが、本年は特有の病気を軽減するために雨除け栽培を試みる。





0507b.jpg


ネットは見えづらいが、こんな感じで張ってある。

(あ、ビニールの汚れが...)










KINTAさん
どうも。長野の隠し子です(笑)10歳しか違わないけど...
そう言われれば確かにそうとも読めますね。私も気をつけなくては。



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管理人(ハナイ)
長野県須坂市に住む。夫と共に果樹の世話をして収穫して出荷・販売することが仕事。栽培品目はもも・プルーン・りんご・ぶどう・アスパラガス。趣味はMac、写真、庭に訪れるレア度の低い野鳥の観察、CSで撮りためた日本映画を夫と観ること。仕事以外はわりとインドアである。
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